本文へ移動
稟稟議通す君
マイページ使ってみる
メニュー

用途別

システム・SaaS導入の稟議書の書き方

機能の多さより、どの業務の困りごとを、どの範囲で変えたいかを伝えましょう。導入後に使い続けられるかも、判断材料になります。

課題から候補ツールにつなぐ

「便利そうだから」ではなく、現在の手順と困りごとを書きます。例えば二重入力があるなら、どの業務で発生しているかを示します。発生回数や所要時間が未集計なら、その状態を残してください。候補の機能が課題に対応する理由も、確認できた範囲に限定します。

利用者・範囲・費用を区切る

効果は予測と実測を分けます。削減時間の根拠がない段階で、投資回収期間やROIを数字にする必要はありません。

  • 利用部門、人数、対象業務、扱うデータを明確にする。
  • 試行と全社展開を分け、今回承認してほしい段階を書く。
  • 月額・年額、利用者単位の料金、初期設定費、移行費を分ける。
  • 契約期間や更新・終了条件が確認中なら、その旨を残す。

セキュリティと運用は、確認状況を示す

権限管理、外部へのデータ送信、保存先、データの取り出し、障害時の業務継続など、用途に関係する懸念を整理します。すべてのサービスに同じ条件が必要とは限りません。社内ルールと利用範囲に照らして、確認済み・未確認を分けてください。

導入後の管理担当や問い合わせ対応も、決まっている内容だけを書きます。未定の担当を勝手に置いたり、未確認なのに「安全性に問題なし」と断定したりしないようにしましょう。

代替案と実施条件を添える

既存ツールの設定変更、運用の整理、別製品、対象を絞った試行も比較できます。本格導入の前提がある場合は、その条件を明示します。条件が複数あるときは、すべて必要なのか、いずれかでよいのかを区別してください。

コピーして整える例文

架空の試行導入例です。実際の確認状況に合わせて編集してください。

件名:営業部向け案件管理SaaSの試行導入案
背景:案件情報を複数の表へ入力しています。重複作業の時間は未集計です。
目的・対象:営業部10名の案件共有を整理したいと考えています。全社展開は今回の対象外です。
提案:候補サービスの試行導入を検討します。
費用:月額10万円の見込みです。正式見積、税の扱い、初期費用は確認中です。
期待する効果:二重入力の減少を期待しています。削減時間は未測定です。
懸念:権限管理とデータの保存先は確認中です。確認前は顧客データを投入しません。
代替案:既存の表の運用整理も比較対象です。
実施条件・予定:社内の利用条件を満たせることが試行の前提です。開始日と管理担当は未定です。